2000年建築基準法改正以前に建てられた家屋は耐震診断と結果に応じた耐震補強リフォームをおすすめします |
リフォーム | メリット | 部屋の間取りを変えたり、壁紙、キッチン、浴室などを変え、生活様式のハイグレード化を図れます。 |
デメリット | 構造を無視しての間取り変更や、壁を抜いたりする作業は家屋の頑丈さを大幅に損なう恐れがあります。 | |
耐震補強 | メリット | 地震の際に、不安な部分の金物補強、筋交いの増設をすることにより、地震に対しての抵抗力を増やします。 |
デメリット | 家屋の利便性は上がらず、ライフスタイルの向上は見込めません。 | |
耐震リフォーム | メリット | 現状とリフォーム後の耐震性能のチェックを行い、耐震補強とリフォームを同時進行で行います。別々に工事するよりも安価になります。また、家屋の耐地震力を向上させ、建物の寿命を伸ばすことができます。 |
デメリット | 調査をするため、通常のリフォームより工事をするまでの時間がかかります。 |
耐震リフォームの優先順位 |
①土台や柱の劣化・腐食箇所の修復・交換 |
②筋交いや面材による壁の補強 |
③耐震金具による土台、柱などの補強 |
④外壁や基礎部分のひび割れの補修 |
⑤瓦屋根を葺き替えて軽量化 |